金倉山の紹介

長岡・小千谷にそびえる3つの山頂をつなぐ2Xkmコース!

あまり知られていない金倉山ですが、国道17号線”越の大橋”方向から遠目にみると頂きのトンガリが3つあるように見えます。
金倉山山頂展望台ってどれなんだろう・・って思うのですが実際よくわからないですよね。

金倉山山頂

実際に訪れてみると、

それぞれに史跡があります。
ここまでは見た通りですが、これらについての資料が見つかりましたので掲載させていただきます。


ガイド案内

旧二十村郷、小千谷市と長岡市の境界にそびえる標高581mの金倉山、麓の小栗山木喰観音堂近くに、金倉山遊歩道が山頂まで続いています。
春から秋まで四季折々の山野草が咲き乱れ、春はカタクリの群生やオオバキスミレ,市のはなであるスイセンなど、初夏から夏にかけては山ツツジ、鬼アザミ等、秋は紅葉が美しい遊歩道です。途中ブナの原生林や日陰の休憩する場所もあり、のんびり山登りには丁度いいです。
そして山頂に着くと展望台から日本海、裏側には山古志の棚池の美しい景色が心を洗います。
途中、幡持山(560m)の山頂には石碑があり、「延喜式内 三宅神社奥の院」と書いてあります。これは、この金倉山が三つの山、美明山、幕山、幡持山の峰に三殿があった名残りです。

エピソード

小千谷の最高峰・金倉山は、江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著わされた長編作「南総里見八犬伝」の中に登場する霊山
昔は三明山(みあかりやま)と呼ばれた。
長岡市六日市町の三宅神社所蔵の「三宅神社記」によると大彦命(おおひこのみこと)の子である、波多武日子命(はたたけひこのみこと)が新羅国の王子、天日桙命の姫である天美明命(あめのみあかいのみこと)と結婚し三明山の峰に三殿を造ったと言われています。
その三殿が、上の峰「幡持山」、中の峰「幕山」、下の峰「美明山」で、幡持山には大彦命、幕山には天日桙命、美明山には天美明命と波多武日子命をまつったといいます。
その後世に今長岡市にある三つの三宅神社に遷座したという。
長岡市 三宅神社 ①妙見町 ②六日市町 ⓷中潟町にあります。

こちらより引用させていただきました
小千谷旅する案内帳
https://www.ojiyacci.org/kankopr/


美明山山頂

幕山山頂(展望台)

幡持山山頂

この様に2Xkmコースは、昔から続く信仰と暮らしの道もコースに含まれています。
ガイドにある様に、標高は581m、ほぼ360°の展望の中を駆け抜ける金倉山ならではの抜群な展望のトレイルランニングコースです。

本企画について、お気軽にお問い合わせください。